さて、ご自分のスタンスを把握できたでしょうか?
スタンスが決まったら次は早速スケートボードに乗ってみましょう。
そして地面を蹴ってプッシュプッシュプッシュ!
とはイキナリいきませんね。
初めて乗るとグラグラして上手く立っていられなかったり、バランスを崩して地面に足をついてしまったりしてしまうもの。
スケーターは簡単にスケートボード漕いで颯爽に駆け抜けているように見えますが、実は慣れるまでに結構時間がかかるのです。
ですので、プッシュの前にまずスケートボードに慣れることがとても大事!
この回では、プッシュを始める前にしておくと良いスケートボードに慣れるためのプロセスを紹介して参ります。
まず最初のステップはスケートボードの上に立つことです。
え?そんなこと!?と思ったアナタ。
侮るなかれ。実は慣れてこないとグラついて上手く立つのも難しいのがスケートボードなのです。
では始めに、スケートボードをまたいで立ちましょう。
次に、自分のスタンスで前足にあたる足をスケートボードの前のビスの位置に置きましょう。
レギュラーの場合は左足、グーフィーは右足です。
この時に注意していただきたいのが、頭の高さです。
スケートボードに前足を乗せた時にスケートボードの高さ分頭の位置が高くなってしまってはいけません。
スケートボードに乗せた前足の膝が軽く曲がって頭の位置が地面に立っている時と同じ高さに保たれているのが正しい状態です。
前足を乗せたら続いて後ろ足も乗せてみましょう。
後ろ足はテールが上がり始めている位置に置くと良いでしょう。
スケートボードに立つことができたら乗る時とは逆の順番でスケートボードから降りてみましょう。
ここまででこのステップは終了です。
続いてスケートボードを思った通りに操る練習です。
上で紹介した通りにスケートボードに乗って見ましょう。
スケートボードに乗ったらノーズとテール目一杯に足を置きましょう。
前足と後ろ足を交互に上げ下げをしてスケートボードで足踏みをするように動かしてみましょう。
どうですか?最初は案外難しいですが、5分も続けていれば慣れてくると思います。
この動きに慣れてきたら、この状態で前進したり後ろに下がったりしてみましょう。
コツは、前に出す足、後ろに下げる足とは反対の軸になる足にしっかりと体重を乗せて、
動かしたい足を上にあげてから動かすことです。
しっかり軸足に体重を乗せた状態でないとスケートボードを自由に動かすのは難しいことを実感できるかと思います。
ここまでの手順を参考にスケートボードの動かし方・動き方を体に馴染ませることで、
プッシュの練習を始めた際の恐怖心や体のグラつきをかなり軽減できるかと思います。
次回はいよいよプッシュに突入です!乞うご期待!